乳酸菌サプリメントの作り方


乳酸菌のサプリメントは、定期的に案件が届きます。根強い人気のサプリメントカテゴリーです。

さて、この乳酸菌サプリメントですが、まず、乳酸菌原料の特性(死菌 or 生菌)によって、コストや対応工場、適正剤型が異なってきます。

日本市場では、主に死菌の乳酸菌原料が多く出回っており、製造ラインの菌汚染の可能性がないことから、生菌より死菌の方が数多くの商品が存在します。

一方、生菌原料は、製造ラインの殺菌洗浄が必要になるため、必然的にコストや製造ロットが上がってきます。また、納豆菌(糖化菌)のように、菌の種類によっては、取り扱いができない工場も存在します。

また、生菌の中には、原料や製品配合時点では殻を作って休眠状態であり、摂取と共に殻が割れて働き始めるような菌も存在します。このタイプの原料は、生菌として取り扱われない工場も多いです。

詳しくは、原料選定のインタビューの際、担当者にご相談くださいませ。

ロイテリ菌について

口腔ケア目的の商品向けに、ロイテリ菌を配合したというお問い合わせをいただきます。
一方、機能性表示食品などに採用され、エビデンスがあるロイテリ菌原料は、(某販売者様の専用原料となっているため)供給なされていません。
また、エビデンスの無い原料も存在しますが、冷蔵保管の生菌原料である上に、供給状況が不安定です。菌数も担保できません。…もっと詳しく
ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

剤型選び

弊社では、生菌原料の使用をご希望される場合、原則、錠剤での剤型をオススメしております。

一方、死菌の場合、さほど剤型の制約がないため、錠剤・ハードカプセル・顆粒など、お好みの剤型を選んでいただいております。

極稀に、死菌であっても耐酸性の加工を施すことをご希望される場合もございますが、その場合、耐酸性のハードカプセルを採用したり、錠剤に耐酸性のフィルムコーティングを行ったりしております。

この剤型選びに関しては、弊社の担当がしっかりサポートさせていただきます。

原料選定

原料選定を行う場合、以下の3点を加味して行います。

1. エビデンス
2. 個数(例:100億個)
3. 機能性表示食品の必要性

4. 求めるクリエイティブ(例:生きて腸まで届く)

エビデンスのある乳酸菌原料は、弊社で複数取り扱っております。一方、機能性表示食品に対応した原料は、かなり限定され、かつヘルスクレームの内容も様々です。

また、弊社では、汎用原料として、菌の個数を多く見せる原料や生きて腸まで届く原料、植物性の乳酸菌原料などを取り揃えております。

乳酸菌サプリメントの製造をご依頼される場合、是非、どういったものを優先させるかをご連絡くださいませ。

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